Ubuntu 10.10(Maverick) intel i8xx フリーズ問題
結論から言うと、私の環境で現段階ではOS付属のintelドライバでcompizが動いています。
事前に調べた中ではPPAの成功事例しかなかったので驚きですが、成功事例の一つとして記録を残しておきます。
私が行った手順は下記URLの「インテルドライバの手動有効化」です。
Ubuntu Tips/ハードウェア/Maverickにおけるi8xx系グラフィックチップの対応状況
https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Hardware/Maverick8xxStatus
環境は以下のとおり
富士通 LOOX T70E(Web Shop Model)
CPU : Pentium M(1.0GHz)
Chipset/GPU : intel 855GM
メモリ : 1 GByte
まず、日本語Ubuntuのサイトから、日本語ローカライズ版のCDイメージをダウンロードしてCDに焼き、CD-ROMからクリーンインストール。
↓
インターネットの接続設定してから、[システム]→[システム管理]→[アップデートマネージャー]とたどり、すべてパッケージを最新にします。
↓
/etc/X11/xorg.conf(はじめはありません) に以下の内容を記述。(上記ページのとおりです。)
Section "Device"
Identifier "Configured Video Device"
Driver "intel"
EndSection
Section "Monitor"
Identifier "Configured Monitor"
EndSection
Section "Screen"
Identifier "Default Screen"
Monitor "Configured Monitor"
Device "Configured Video Device"
EndSection
↓
再起動後、もしくはXrestart後は、Compizが動いてます。
Synaptics等から、compizconfig-setting-managerをインストールして、設定すればCompizを堪能できます。
当初、バグがあるということで、PPA改善ドライバを導入しようとしたのですが、dkms 855gm-fix-dkmsというパッケージがないといわれ、導入出来ませんでした。
PPAの当該ページを追うと855gm-fixと855gm-fix-expはありますが、上記パッケージはありませんし、上記はLucid(10.04)用のようです。
カーネルモジュールと言うことなので、PPAの試行で動かなかったのは、これ故かもしれません。
面白かったのは、9.10でうまく動かなかった、Cairo-dockのOpenGL版が動いたことです。
安定しないので非OpenGL版を使ってますが…。
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